俳優の宍戸開さんとの対談

心を込めて見送るペットの訪問火葬で
最後のお別れを充実させお客様を支える

宍戸 中野社長が手がけておられるペットの訪問火葬とは、どのような事業なの ですか?
中野 火葬炉を積んだ専用の火葬車でお 客様のご自宅へうかがって、天国に旅 立った愛するペットを火葬し、お骨を骨 壺に入れてお返しするサービスをご提供 しています。営業エリアは静岡県の西半分で、火葬にかかる時間は2時間から2時間半ほどです。中型犬までの大きさの ペットに対応可能なんですよ。犬や猫を はじめ、これまでインコ、文鳥、ハムス ター、チンチラ、ウサギ、ハリネズミな どもお見送りしてきました。
宍戸 煙や臭いが少し気になるところで すが、その点はいかがでしょう。
中野 はい、ご安心ください。火葬車は 煙や臭い、あるいは有害物質が出ないように設計されています。住宅地で周囲への配慮が必要な場合は、いつもペットと 散歩をしていた公園の駐車場や河原など、思い出の場所で火葬することもできるんです。
宍戸 それはありがたいですね。中野社長がお客様と接する際に心がけているこ とがありましたら教えてください。
中野 私も家族でこれまでに、犬や猫、小鳥や熱帯魚など、さまざまなペットを 飼ってきました。以前は公共の火葬場の 片隅でひっそりと見送るしかなく、お骨 を返してもらえないなど悲しい思いをし たこともあります。そのような悩みを解 決するのが当社の訪問火葬です。この業 界はまだ歴史が浅く、事務的に火葬を済 ませるだけの業者もいますが、当社はそ の点も異なります。お見送りの時間を十分に取り、お客様が語るペットとの思い 出話に丁寧に耳を傾けるなどして最後の お別れを充実させ、心の区切りを付けて いただけるように心がけているんです。
宍戸 それであれば、きっと飼い主さん も前を向いて歩けるようになりますよ。
中野 ええ。私は何よりもお客様の心の ケアを大切にしています。ですから、火 葬中はあまり暗い雰囲気にならないよう明るく振る舞うことにしているんです。 また、当社では祭壇を組んでセレモニーを行うプランなどもご用意しています。お客様がペットをどのようにお見送りしたいのか、そのお気持ちを実現するため に思いつく限りのサービスをご提供して いるんです。ありがたいことに、創業から3年で4回もご利用してくださる方 がいらっしゃるほど、当社はお客様から 信頼を寄せていただいております。
宍戸 これからもペットを愛する方々に 寄り添い続けてください!
中野 はい。私の目標はペットロスに苦しむ方を 1 人でも減らすことなんです。 今後は火葬後のお骨を入れるお守りなど オリジナルグッズも制作し、サービスを より充実させていきます。そして、いつ も横にいてくれるペットが旅立った後 も、私自身がお客様の人生を支えていける存在になりたいですね。

天国への扉コラム